【東京喰種感想】やはり実写化は原作に勝てないのか?

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東京喰種

予告編はこちら↓

普段洋画ばかり観ている僕なので、「あぁ、東京喰種やってるなぁ(‘ω’)」という感想で終わりそうだった東京喰種の実写版が先月公開されましたが、今回はなんと僕の友人の筋肉バスターに感想を書いてもらいました。筋肉バスターは本名じゃない(当然)なんたる手抜きだと言われても言い返せないんですが、観てない映画の感想は書けないし、なにぶん筋肉バスターが望んで情熱溢れる長文を送ってくれたのでそれをそのまま華麗にここに落とそうと思います。しかし非常に愛の溢れる文章でしてそれを読んでみて、僕も東京喰種読んでみようかなぁと思いました(観てみようかなとはならない)
なのでまた僕が観ないようなジャンルの映画の感想を書いてくれたら嬉しいですね。
それではマイクを筋肉バスターに渡します。
初めまして、筋肉バスターです。
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今回は友人のブログをお借りして映画東京喰種の感想をまとめてみました。
※完全に原作読んだことある人向けのものです。ネタバレ要素も含むので悪しからず。
まず全体的な感想としては、ただただ原作に忠実だな、といった印象。しかし説明不足の部分も多く、原作を知らない人は…(・_・)???ってなる場面が多かったのでは。そんな人用に別の機会に解説も作ってみよーかなと思います。
今回はいくつかのジャンルに分けて細かい感想をやっていきます。
まずはビジュアル的な部分から
キャストですが、殆どの人がハマってたかな〜。髪色を顔に合わせて所々変えてたのがかなり好印象でした。実写化って結構髪色浮いちゃうこと多いですしね

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赫子に関しても全体的に非常に良く出来ていたと思います。欲を言えば羽赫の特性をもっとビジュアル化して欲しかったな〜。羽赫は常に形が変わっていくものなので。

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アニメのトーカ。羽赫はもっと揺らめく感じが欲しかった。

イメージとしては『亜人』のIBMが結構しっくりきます(『亜人』読んだことない人、めちゃくちゃ面白いのでこっちも是非)

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9/30に映画公開です。こっちは結構楽しみ。

何はともあれコスプレ大会になってなくて本当に良かったと思います。第一関門突破。
じゃあキャラクターの中身はどうだったか。
個人的に一番掘り下げができていたのは大泉洋演じる真戸呉緒かと思います。

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ストーリー的にもかなりのキーパーソン、かつ相当の変わり者なので果たしてアレ( )を演じられる人間がいるのか…なんて思いましたが、そこは流石のベテランでしたね。原作以上に憎たらしく、また喰種を憎み蔑む、良くも悪くもお手本のような”喰種捜査官”が演じられていたと思います。草場に向かって「君はコレ(ドーナツ)と愛し合えるかね?」と尋ねるシーンは最高に皮肉が効いていて、とても真戸らしく印象に残りました。

次にストーリー構成についてですが、頑張って要所要所を抜き出したんだろうな、といった印象。分かりにくいシーン大量生産の上、とにかくストーリーをなぞる事に集中していて中身がスカスカ…。前者はともかく、後者が特に顕著に現れていたのが、セリフの入れ方とカネキの変化の2点。
セリフに関しては、原作で言うとこの”名ゼリフ”みたいのがあると思うんですけど、とにかくそれを言わせたいがために「え、それはちょっとタイミング違くない…?」っていう場面で言ってたり。
カネキの変化に関しても、まあ2時間っていう限られた時間なので登場人物の相関関係や心情の変化が、原作に比べて希薄なものに感じられてしまうのはよくある話だと思います(映画あんま見ないからよく分からんけど)が、 今回だけはそこを頑張ってほしかったな〜…。なぜって、原作でいうとこの部分って“人間と喰種の狭間でもがき苦しむカネキの葛藤”が主なテーマですよね?

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完全に他人事だった喰種が急に目の前に現れて、自分も喰種になって。喰種の生き方を知っていくうちに、笛口親子の様な喰種の存在を知って。(この辺は上手くニシキとの対比ができていたと思います) そこで最後に喰種として戦う事を選択するんですけど、そこに至るまでの心情の変化が一番大事なんです。逆にそれを上手く捉えられないとカネキの行動がかなりペラッペラに感じてしまう。ただ狂ってるだけ。(その点では窪田くんの演技は素晴らしいものでした)はたから見たらカネキってイレギュラーなんで、こちらからすると感情移入しづらいんですよ。原作では心情表現によって上手く惹き込んでくれていたんですが、心の声を出すことが出来ない実写化はそれがやっぱり難しかったのかな〜なんて思います。そういった意味では実写化に向いている作品とは言えませんね…。

まあここはまったく期待していなかったので良くも悪くも期待通り。最初にも言いましたが、全体的に外面ばかり追いかけて中身が無い。中身に期待しているとかなりつまらなく感じてしまうと思います。
最後に、個人的にとても印象的だったシーンを1つ。
冒頭のカネキとリゼのカフェでの会話のシーン。カネキの「少食なんですね。」というセリフに対するリゼの「そんなことないんです。みんなからは”大喰い”なんて呼ばれちゃって…笑」という返し。原作にはなかったものですが、キャラの性格を理解した上でこういったユーモアが効かせられると原作を知っている人でも見ていてとても面白いので良いなと思いました。
【総括】
僕自身元々全く期待はしていなかったので、期待値に対してマイナス点も無ければプラス点もありません。1人の原作ファンとして冷静に見ることが出来ました。出来が悪い、という訳ではありません。他の実写化作品に比べたら偏差値54くらいはあると思います。まさに「あの作品を邦画で実写化したらまあそーなるわな」って感じ。赫子が動いている時はちょっと興奮しました。
ただ、原作を知らない人は見に行くべきではないと思います。終始頭に?マークが浮かんだまま2時間が経ちます。「東京喰種前から気になってたし、映画見てみよっかな〜」ってノリで行くと、多分東京喰種から離れてしまいます。そんなのはもったいない、めちゃくちゃもったいない。トレーニング後の栄養補給を怠るくらいもったいない。内容としては原作の1~3巻にあたるのでその辺のブックオフで予習してから見ましょう。
原作を知っている人も「うおおおおおお!実写化だ!!!イエェェーイ!!!」というノリで見るのはやめましょう。「お?実写化やってるね〜」みたく、仕事帰りに居酒屋に寄るサラリーマンみたいなノリで行くのが適切です。でないとガッカリ度が増してしまいます。
まとめると、“あんま期待はしないで”ってことです。単純に漫画作品の実写化としてそれ以上でもそれ以下でもないので、一歩引いて原作との違いは何かな〜みたいな見方をした方が楽しめると思います。
※あとスプラッタ系が苦手な人は絶対見ない方がいいです。普通に首がポンポン飛びます。
最後まで読んでくれた方、長々と付き合ってくださってありがとうございました。(これでも結構削りました。文を書くってむずかしい…。) 次は亜人あたりで書いてみよーかなと思います。また読んでください。
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